医者も認める漢方薬の効果
漢方薬といえば効くまでに時間がかかる、値段が高い、面倒だ、本当に効くのか疑問だなど、漢方薬に否定的な考えを持つ方もおられます。
しかし、漢方薬は現代医学でも、その効能が認められている薬なのです。
医師の薬70%が漢方薬を用いている
近代的な西洋医学を用いて病気を治療する医師のうち約70%が漢方薬を薬の処方箋に用いています。
また、大学病院や総合病院でも漢方外来をもうける施設が増えてきています。
漢方薬の科学的な分析が急速に進展している
漢方薬.漢方医学は近年医学界でも大きな注目を浴び、漢方薬や生薬の効果を科学的に分析する研究が急速に進展しています。
とくに漢方薬は西洋医学では対処しにくい症状や生活習慣病に効果が認められることが科学的に証明されています。
過去に文部科学省(科学技術庁)が3億3千万円、6年の歳月をかけて「漢方医学を科学の目で見直そう」という研究プロジェクトを実施し、?血のスコア化の研究など、漢方医学についての研究成果が行われました。
中国4000年の歴史をもつ漢方薬は決して古臭いものではなく、長い歴史の経験から裏打ちされた、理論的な医学です。
西洋の薬学が数百年の歴史のなかで、主に動物実験をとおして進歩してきたものならば、漢方医学は数千年の歴史の中で、いわば人体実験と検証をとおして進歩してきたものといえます。
安全なことも漢方薬の魅力
また、漢方薬が現代医学でも注目されているのは、西洋薬に比べ、はるかに安全で長期的な使用ができるというからでもあります。
その理由は次のような点にあります。
1.天然の生薬から作られる
西洋薬では効果のある成分を精製し、できるだけ純粋な形に加工していますが、漢方薬では天然の生薬をそのまま使っているため、 身体に負担がかかりにくいです。
2.作用.反作用を考えた配合を行う
一点目とも関係してますが、漢方薬では、ある作用(たとえば血圧を下げる)効果を求める薬を作る場合、必ずその作用を緩和したり、 不足するものを補う成分を同時に配合します。
これは薬の作用が強すぎて副作用が起きないようにするための知恵です。これを「相畏」といいます。